とろけるおいしさ! 利尻・礼文で極上のウニに舌鼓

とろけるおいしさ! 利尻・礼文で極上のウニに舌鼓

暖流と寒流がぶつかる栄養豊富な海に囲まれた利尻・礼文のグルメでは、なんといってもウニが外せない! ミネラルたっぷりの利尻昆布を食べて育つ島のウニは、夏の味覚の代表格。極上のウニを食べるために、シーズン中は全国から観光客が訪れます。磯の香りと口の中に甘く濃厚な味わいが広がる生ウニ丼をはじめ、ウニを使った海鮮パフェやアイスクリーム、お土産にぴったりなウニの缶詰までバリエーション豊かなウニ料理がお出迎え。利尻・礼文でウニ尽くしの旅を楽しみませんか?


利尻・礼文のウニはなぜ美味しいの?

食べたエサでその味が変わるウニ。雑食なので何でも食べますが、島のウニはうまみ成分がたっぷり含まれた高級品「利尻昆布」を主食にして育ちます。そのため濃厚で甘味が強く、全国の料亭や高級寿司店で提供されるほどの品質になるのです。

地元で流通しているウニは新鮮で、ミョウバンを使用せず塩水で保存したものが大半! 海水に近い塩水で保存したウニは採れたての食感に近く、ウニ本来の磯の香りと甘く濃厚な味わいは、まさに現地でしか食べられない絶品グルメです! 口の中でとろける美味しさを堪能してみてください。

もっと知りたい!利尻昆布

羅臼昆布、日高昆布などと並んでトップレベルの品質を誇る利尻昆布。利尻山から流れ出た海底湧水がミネラルを豊富に含んだ昆布を育んでいます。「利尻昆布」とは宗谷周辺に生息する昆布の総称なので、稚内や礼文付近で採れた昆布も「利尻昆布」と呼ばれます。

利尻昆布から採れるダシは上品なお味。高級料亭などでも使用される、最上級のブランド昆布です。

もっと知りたい!利尻昆布

ウニの種類と旬の時期

利尻や礼文で採れるウニは、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類。地元では「ノナ」「ガンゼ」とも呼ばれており、一定の漁獲量を保てるようルールの中で漁が行われています。また天候や海の状況次第では、漁に出れない場合もあります。


〈絶品の生ウニが食べられる時期〉

【利尻島】キタムラサキウニ:6月上旬~9月末頃 エゾバフンウニ:6月中旬~8月末頃 

     ※年によって変動あり

【礼文島】キタムラサキウニ:GW後~8月 エゾバフンウニ:6月中旬~8月  

     ※漁獲量が予定数量に達し次第終了


利尻や礼文で絶品の生ウニが食べられる時期は夏です。エサとなる海藻も旬を迎え、旬ならではの濃厚な生ウニを食べることができます。


ウニは採りやすいので、資源量を保ち安定した水揚げを得るには様々な制限と努力が必要。その取り組みのひとつとして、「利尻町ウニ種苗生産センター」ではウニの保護と養殖の管理を行っています。施設見学もできるので、ウニについて学んでみると今まで以上に美味しく感じられるかもしれません。

キタムラサキウニとエゾバフンウニの食べ比べ

「キタムラサキウニ」「エゾバフンウニ」の2種類のウニが採れるこのエリアでは、種類の異なるウニの食べ比べができる飲食店も!

紫がかった長いトゲをもつ「キタムラサキウニ」は、ずっしりとした薄い黄色の身。癖は少なく、食べやすい上品な甘みを感じます。通常のムラサキウニより大きいのが特徴です。

一方「エゾバフンウニ」はキタムラサキウニに比べ希少価値が高いとされており、中身は濃いオレンジ色。外見はトゲが短く、旨味も甘味も強い濃厚な美味しさ!

どちらも美味しさレベルは最上級です。ぜひ食べ比べて好みのウニを見つけてみてくださいね。

これを食べずに帰れない!王道の「ウニ丼」

極上のウニをいただくなら、素材の旨味を存分に堪能できる「ウニ丼」は大定番。観光客に特に人気のお店をご紹介します。


利尻島で「ウニ丼」をいただける主な飲食店

さとう食堂
さとう食堂
最高級の品質にこだわった"生ウニ丼"を提供する、鴛泊フェリーターミナル前の飲食店。採れたてにこだわっているので、どんなウニが乗るかは当日の仕入れ状況のお楽しみ!ウニの旨味が強いので、まずは何もつけずいただきましょう。
磯焼亭
磯焼亭
フェリーターミナルの目の前にある「磯焼亭」。待ち時間にも足を運びやすい立地です。もちろん、高級生ウニ丼は文句なしの美味しさ!また、とろろ昆布やホタテなど利尻の味覚が沢山乗った「利尻ラーメン」もおすすめです。
【公式】食事処 磯焼亭ホームページ
利尻ふる里食堂
利尻ふる里食堂
沓形地区にお店を構える「利尻ふる里食堂」。地元の人たちで賑わう気さくなお店です。昼はうどん・そば・定食の他に、シーズン中は新鮮な生ウニ丼を提供しています。
利尻亀一
利尻亀一
利尻島の人気スポット、オタトマリ沼にあるお店です。甘くて旨いエゾバフンウニ生ウニ丼は極上の味わい!もう一つのおすすめはウニの軍艦巻。シーズン中はエゾバフンウニとキタムラサキウニの軍艦巻食べ比べができますよ!
※ウニは漁の状況や数量により提供できない場合がございます。
【公式】利尻亀一 twitter

礼文島で「ウニ丼」をいただける主な飲食店

海鮮処かふか
海鮮処かふか
香深漁業協同組合直営の「海鮮処かふか」は、漁協直営の強みを活かした鮮度と、リーズナブルな価格が自慢。礼文の海で育まれた新鮮な生ウニ丼をいただけます。店内は広々としており、家族連れにも優しいお座敷と漁港を一望できるテーブル席があります。グループでの利用にも便利です。
【公式】香深漁業協同組合ホームページ
武ちゃん寿し
武ちゃん寿し
香深港フェリーターミナル内にある「武ちゃん寿し」。ここのエゾバフン生ウニ丼を目当てに、全国から多くの観光客が訪れます。また、定番の「ウニ軍艦巻き」や、町主催のB級グルメコンテストでグランプリを取った「ホッケの蒲焼丼」もおすすめです。
【公式】武ちゃん寿司ホームページ
Cafe Ru-we(カフェ ルーウェ)
Cafe Ru-we(カフェ ルーウェ)
香深港フェリーターミナルのそばにあるカフェ。オーナーは漁師でもあり自分で採ってきたウニを提供しています。
食後にはお店自慢の深煎りオリジナルブレンドコーヒーでほっと一息。
【公式】Cafe Ru-we(カフェ ルーウェ)instagram
花文(かもん)
花文(かもん)
香深港フェリーターミナルのすぐそばにある食事処。定番のメニューに加えて夏だけ登場するのがこの「ミニうに丼」。お財布にも優しいうに丼です。
Dining CAFE 海
Dining  CAFE  海
オーシャンビューのカフェでいただく「うに丼」。採りたて新鮮な海鮮を使ったメニューが並ぶ中季節限定の一品。季節ごとにオーナーの一工夫メニューが並ぶ。
【公式】Dining Cafe 海 facebook
炉ばた ちどり
炉ばた ちどり
ほっけちゃんちゃん焼きが有名なこの店でいただく「うに丼」。きれいに並べられたウニに感動。
【公式】炉ばた ちどり

出汁の旨味が凝縮されたウニの土瓶蒸し(利尻島)

新鮮なウニを利尻昆布の出汁で蒸した「ウニの土瓶蒸し」。島外では珍しい食べ方で、ウニと昆布に恵まれた利尻らしいお料理です。なかでも明治41年創業の老舗「大漁亭」の土瓶蒸しは、親王に献上したこともある逸品! 味付けは塩のみ、というシンプルな作りですが、利尻昆布で取った出汁にウニの甘味がとけだし、ウニ本来の旨味をストレートに味わえます。最後は贅沢にウニ茶漬けで。

※漁の関係で当日に営業状況が変化する場合があるため、事前にご確認ください。

アレンジ料理を食べに「TSUKI CAFE」へ(利尻島)

鴛泊フェリーターミナル向かいの「TSUKI CAFE」は、元ウニ漁師が経営するおしゃれなカフェ。落ち着いた雰囲気のお店は、昼はテイクアウトも可能。夜はお洒落なバーに様変わり。

こちらのカフェでは、ウニを使ったアレンジ料理が人気! 令和4年度は「ウニ乗せ海鮮パフェ」を販売します。ウニは食べたいけど生ウニ丼はもう食べた…という方にもおすすめです。

※漁の関係で当日に営業状況が変化する場合があるため、事前にご確認ください。

乾燥ウニがトッピングされたアイス「愛す利尻山」(利尻島)

沓形のお店「北利ん道」の「愛す利尻山」は、フリーズドライのウニが乗ったアイス。乾燥ウニとアイスを一緒に口に運ぶと、甘いアイスが溶け、後からウニの旨味が口いっぱいに広がります。残ったアイスと塩を根昆布でできたスプーンで混ぜると、アイスに昆布の粘り気が!? アイスに昆布の出汁が混ざり、甘さとしょっぱさのハーモニーがクセになるお味です。乾燥ウニ、昆布塩、根昆布スプーンの3つの特許を取得した、ここでしか食べられないご当地アイスをご賞味ください。

体験施設・神居海岸パークで「ウニ採り体験」(利尻島)

様々なウニ料理を楽しめる利尻・礼文。旅の思い出に、自分でウニを採って剥く「ウニ採り体験」はいかがでしょう。ウニ漁師が実際に使用する道具を使って行う本格的な体験ですが、道具はすべて貸し出してもらるので手ぶらでOK!

まずは「磯船」と呼ばれる小舟に乗ってウニを探します。船は陸に繋がれているので、船酔いの心配が少ないことも嬉しいポイント。採ったウニはレクチャーを受けながら殻を剥き、身が崩れないように気を付けて取り出します。普段目にするウニの身はどれも綺麗な形を保っていますが、これが意外と難しい! 綺麗に取り出せた時の達成感もたまりません。

自分で採った新鮮なウニは海水のしょっぱさとウニの旨味が混ざりあい、他では味わえない美味しさです。

最高級のウニをお土産に!

  • 画像提供:利尻亀一 "ひとねむりうに"

この美味しさを、帰ってからも楽しみたい…。そんな方におすすめなのが、日持ちするよう加工されたウニの缶詰や一夜漬けです。

「むしうにの缶詰」は、ウニ漁最盛期に水揚げされた旬のウニだけを使用。エゾバフンウニ、キタムラサキウニの2種類があり、採れたての美味しさを缶に閉じ込めています。蒸ウニはウニ飯、ウニクリームパスタ、ウニ卵焼きなどにアレンジ可能! おうちでのちょっとした贅沢に、いかがでしょうか。

また、生ウニを一晩塩水に漬け込みじっくりと熟成させた「うにの一夜漬け」は、旨味が凝縮しより濃厚なお味に。特別な贈り物としても人気です。

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