【礼文島トレイル７/岬めぐりコース】はてしなく広がる海原と島の花を愛でよう！３つの岬の絶景を巡る｜特集

【礼文島トレイル７/岬めぐりコース】はてしなく広がる海原と島の花を愛でよう！
３つの岬の絶景を巡る

2024.08.05

岬めぐりコースは、島の最北端スコトン岬からゴロタ岬、澄海岬を抜け浜中地区へと続く全長約12.4ｋｍのコース。3つの岬をめぐるこのコースは、花だけでなく、海食崖が生み出す礼文島西海岸独特の眺望を楽しめます。コースの途中には、レブンアツモリソウ群生地があり、5月下旬～6月中旬まで開園しています。

岬めぐりコースは礼文島らしいアドベンチャーに富んだコースで、前半はアスファルトの道路を歩きますが途中からは山道・海岸沿いと変化を楽しむことができます。雨の日だけではなく朝露でも足元は滑りますので、途中の分かれ道をチェックしながら、自分のペースで！十分な装備をして楽しく歩きましょう！

スコトン岬から歩き始めて２０分ほどの分かれ道は矢印に沿って進みます。江戸屋山道は狭いのでスコトン側からの車のご利用はご遠慮いただいています。

岬めぐりコースには季節ごとに沢山の高山植物が咲きます。花の種類によっては咲く場所が変わりますのでゆっくり歩きましょう！

スコトン岬から歩き始めて約2.5㎞（約１時間）でトド島展望台に到着します。ここはトド島を一望できる見晴らしの良いところです。

トド島展望台から約1.3㎞（約40分）でゴロタ岬に到着します。ここからは土の道路に代わり岬までは急な上り坂が続きますが、ここからの眺めは島内有数です。

ゴロタ岬から鉄府までは約3.5㎞（約１時間30分）、澄海岬までは約4.6㎞（約２時間）です。体力や時間のない方、天候が悪い時には岬から折り返し、バス路線のある江戸屋地区に歩くことをお薦めします。バスの時刻にも注意しましょう！岬の登り口から江戸屋バス停までは約20分です。

ゴロタ岬から一気に下り、海岸沿いを約3.5㎞（約１時間30分）歩くと鉄府地区に入り、漁港横から更に澄海岬へと歩きます。この地区にはトイレがありますが、自動販売機などはありませんので要注意！

鉄府地区から約1.7㎞（約１時間10分）澄海岬に到着します。礼文ブルーの海と断崖絶壁が驚くほどの美しい岬です。ここは西上泊地区と呼ばれています。近くには駐車場とトイレ、小さな売店があります。小休止をしてエネルギーチャージ！

澄海岬からアスファルトの道路を浜中方面に約2.2㎞（約１時間）歩くとレブンアツモリソウ群生地に到着します。群生地では礼文島固有種のレブンアツモリソウのを見ることができます。ここから浜中バス亭まではもう少し！

レブンアツモリソウはラン科の花でクリーム色のふっくらとした花を咲かせる、礼文島を代表する固有の植物です。

浜中地区にはバス停留所とトイレがありがありますが、日中のバス移動は約1.6km（約30分）先の「病院前」停留所を利用すると便利です。浜中地区は「８時間コース」のスタート地点にもなっています。

バスは病院の玄関前から発車します。

船泊診療所は毎日沢山の患者さんが利用しています。玄関前に座り込んだり、トイレの利用は、診療所を利用される方のご迷惑になります。近くの久種湖キャンプ場又は総合公園のトイレをご利用くださるようご協力をお願いいたします。