こうほねの家(浜勇知展望休憩施設)
海の彼方にそびえる利尻富士とコウホネの花が彩る展望拠点
利尻礼文サロベツ国立公園内に位置し、初夏のコウホネ沼と利尻富士の絶景を一望できる展望休憩施設です。
道道106号沿い、広い海を望む場所に建つ「こうほねの家」は、国立公園の豊かな自然に包まれた休息の場です。施設名の由来となったのは、初夏から夏にかけて周辺の沼に咲き誇る、スイレンに似た黄色い「コウホネ」の花。屋上の展望テラスへ上がると、潮風とともに目の前にはどこまでも続く大海原が広がり、天気の良い日には海の向こうにそびえ立つ利尻富士の鋭い山容をくっきりと捉えることができます。
初夏にはハマナスやエゾカンゾウなどの原生花が湿原を彩り、散策路を歩けば草花の甘い香りと野鳥のさえずりに心が癒されます。夕暮れ時には空と海が黄金色に染まり、利尻富士のシルエットが浮かび上がる幻想的な夕景を堪能できるのも魅力です。敷地内には、かつてこの地を訪れた俳優・森繁久弥氏の歌碑も静かに佇み、土地に刻まれた記憶をそっと伝えています。五感を満たす静かなひとときを過ごせる絶好のビューポイントです。
基本情報
- 郵便番号
- 〒098-4581
- 所在地
- 北海道稚内市大字抜海村字下勇知
- 電話番号
- 0162-23-6272(稚内市建設産業部観光交流課)
- 営業時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 冬期間閉鎖(11月頃-4月頃)
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 22台、無料
- アクセス
- ●車:JR稚内駅から約40分
●車:稚内空港から約50分
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。







