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江戸時代、宗谷に漁師の親子がいました。漁師の子は、怪我により失明しかけた父親の視力の回復を願い宗谷厳島神社に祈願したところ、弁財天のお告げを受けました。その後、弁財天のお告げにあったカネクロ沢の清水で父親の目を洗ったところ、父親の視力が回復したと言われています。

以来、この物語は「不動のお水」や「カネクロ沢伝説」などと呼ばれ、地域に残る伝承としていくつかの形で語り伝えられています。